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ごほく 樹と水物語

水物語 Gohoku, The Story of Waterその6


サゲ橋渓谷 -水の19-

サゲ橋渓谷
-さげばしけいこく- [小川川又]

四季を通じてたいへん美しい渓谷。
今から約150年前まではサゲ橋を通る道は無く、松尾の八丁坂を登って高樽・奥大野などへ行き来していたようです。
ある時、里の人が、思いもつかない所を行き来する犬に気づきました。 そして犬に着いて行き、サゲ橋のけわしい崖の近道を見つけたという言い伝えがあります。



-水の20-

飲まず水の谷
-のまずみずのたに- [小川仏堂]

1585年(天正13)7月14日、片岡左衛門太夫(さえもんだゆう)光綱は、豊臣秀吉軍と愛媛の金子城で戦い、討死しました。 知らせを聞いた十田村の領主で片岡城の家老・藤田右馬介(うまのすけ)は、家来とともに遺骸を迎えに行き、樅ノ木山社瀬部頭(もみのきやましゃせぶとう)に胴体を埋葬しました。

その後、首を片岡城下へ埋葬供養し、再び樅ノ木山へ赴き殉死を遂げました。
右馬介は光綱を葬った後、この谷で刀を洗ったと伝えられ、今でもこの水を飲んではいけないと言われています。
飲まず水の谷



奥大野の水車 -水の17-

奥大野の水車
-おくおおののすいしゃ- [小川奥大野]

岡林もとるさん(奥大野在住)の話

「奥大野には、ここな他に2つ水車があって、今の倍の40軒が、クルマ(=水車)の順番を待ちかねて使うたもんじゃけんど、今は1つだけ。 精米・キビ・麦・ヒエ・アワ・タカキビ・ホシカをひいたり、食べ物のしなしにぎっちりまいよった。
1〜2人の年寄り世帯になって、クルマもたんまに使うだけで、さびしいもんですらあ」



-水の22-

高樽の滝
-たかだるのたき- [小川高樽]

高樽川(たかだるがわ)の源流部です。
近くに住む筒井正喜さんの話では、「昔は、滝の下の広い岩場へリンチョウを干しよった。ここな辺りには樽(滝壷や渕)が6つもある。 竜王渕の水を汚いたら竜神様が怒るという言い伝えもありますぜよ」とのこと。
高樽の滝



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